老後の不安<配偶者の介護のこと>
「介護殺人事件」
新しいミステリードラマのタイトルじゃないですよ。
現実に年間30件くらいは起きているそうです。
介護のストレスから、暴力、放置、心中、殺人・・・
そんな悲しい結末を迎えるケースも多いとか。
70代、80代の夫婦でも、介護にまつわる事件はおこっています。
「長年連れ添ってきて、この年になってどうして・・・?」
「あんなに仲がよかった夫婦なのに・・・」
周囲には理解しがたいことであるかも知れませんが、夫婦であるがゆえに、思い悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?
「おじいさんの面倒は私が見るから」
「ばあさんの介護はわしがするから」
息子、娘夫婦にはすでに生活もあり、迷惑をかけたくない、そんな思いで自力で介護を頑張るご夫婦はたくさんおられます。
今までかまってやれなかったから、と仕事一筋だったご主人が奥さまの介護を実に献身的にされる様子もテレビなどではよく紹介されますね。
でも、介護する自分も高齢になっています。
症状によっては、会話もままならない。意志の疎通もうまくできないということもあります。
若い時ほどの体力もなく、介護が長引くと心身共に疲れてしまうんですね。
公的な補助や助けを受けることも、高齢の夫婦では理解されていないケースもあるようです。
高齢で介護が必要な状態になったら、遠慮なく相談に行くことも大事ですね。
介護の状況を人に知られるのが恥ずかしい、という人も多いようです。
まして認知症なんかは、近所や親せきにも隠したいと思うのでしょう。
それで、なおさら支援の手が差し出せないという現実もあります。
家族が離れて暮らしていると親子でもそこまで苦しんでいることがわからないこともあります。
年齢を重ねていくと、誰でも何らかの手助けはいるものなのですから、日ごろから、近所などで、お互いの様子をわかるようなコミュニケーションをとっておくことも大切ですね。
また、高齢者の方は施設などに入所するとお金がかかる、と思われています。
さまざまな支援体制がありますので、まずは相談してみるといいでしょう。
また、周囲もいろんな制度があることや相談場所を教えてあげる、などの手助けをしてあげることが大事になってきます。
介護は助けあいの制度だと割り切って、利用できるところはどんどん利用するといいですね。
そして、生命保険では、入院したら入院給付金が出ますし、要介護になった場合に出るものもあります。
病気をすると入りにくくなりますので、元気なうちに検討してみてはいかがでしょうか?