老後の不安<生活資金のこと>
2007年から2010年にかけて俗に言う団塊の世代が定年退職の時期を迎えます。
企業はベテラン職員の多量退職に対して、技術やノウハウを若い世代に伝えるためにも定年延長や再雇用という対策を考えているようです。
一方、定年退職に伴い、多額の退職金が支払われるため、金融機関では資産運用のセミナーなどが活発に行なわれています。
シニアの旅行や趣味の分野でお金が動くことが予想される・・・など今後のシニアの動向はさまざまな面でも注目されています。
何はともあれ、長い間、お疲れ様でした。
いよいよ悠々自適の余生を楽しんでください、と言いたいところですが、老後の資金計画は立っていますか?
ご存知の通り、日本人の平均寿命は男性78.53歳、女性85.49歳となっています。
60歳で定年を迎えた人は20年近い余生が待っているということになります。
まだまだ体は元気で、引退するつもりもない、という元気な人。
やれやれ、やっとひと息つける、という人などいろいろでしょうが、30年、もしかしたらそれ以上、生きていくことになります。
生活資金は大丈夫ですか?
日刊工業新聞のアンケートによると35歳から59歳までの男女に
「現在の社会状況やあなたの今の貯蓄計画を考えた時、あなたの老後は?」
と聞いた結果、53%が「かなり不安である」と答えています。
さあ、あなたはいかがでしょうか?
頼みの綱の年金もありますが、これは今後、制度の変更がある可能性があります。
また、受け取れる年金額は人によって異なります。
老後の生活に必要な金額も人によって異なります。
今は夫婦だけで頑張って生活していても、どちらかの体調や病気で子供に世話になる場合や施設を利用する場合など、老後は元気な場合とそうでない場合の両方を想定して考えないといけませんね。
また、冠婚葬祭にも何かとお金がかかります。
今までの人生でご縁があった人の家族の結婚、葬儀などもあるでしょう。
孫が生まれている人は、成長に伴って、入学祝いやお年玉、結婚祝いなど喜ばしいことですが、おじいちゃん、おばあちゃんとして資金援助も期待されますね。
また、病気にもかかりやすくなってきます。
老人医療は少しずつ負担額が増えてきています。
今の制度がいつまでも続くとは言えないのが現状ですね。
やっとゆっくりできると思った老後も、こんなふうに見ていくと
「長生きするって大変だな~」
と不安になってしまいますね。
今は退職金を有効活用する方法もあります。
今までかけていた生命保険の内容も見直して、安くて老後の生活の不安に対応できるタイプのものに切り替えることもできます。
うまく利用して少しでも豊かな老後を過ごしたいですね。