Archive for 2月, 2007

老後の不安<住まいのこと>

「老後は田舎暮らしをしてみたい」

「老後は海外でゆっくりと過ごしたい」

そんな夢をお持ちの方も多いようですね。

また、孫と一緒に楽しい生活をしたい、という人もいます。

老後は子供たちと一緒に暮らせて身の回りの世話もしてもらえるといいのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。

いずれにしても、元気で長生きしないと楽しくないですね。

日ごろから健康には留意して、定期的な健診などで、体の異常は早く見つけて治療することが大切です。

また高齢になってくると、指先に力が入りにくい、少しの段差でもつまずきやすくなるなど若いころのようには動けなくなります。

また、物忘れがひどくなって、ガスの火の消し忘れや水道の水を出しっぱなし、ということもよく起こります。

場合によっては大きな事故にもなりかねません。

老後の住まいは、夫婦だけの場合も一人暮らしの場合も、子供や孫と同居の場合も、高齢者に配慮した工夫があるといいですね。

段差のないバリアフリー、すべりにくい床や階段、手すりをつけるなどがあると転倒事故を防げます。

また、最近では台所のガスコンロをIHクッキングヒーターに変える方法もよく取られています。

ガスの火が服の袖に移って、やけどをした、火を消し忘れて火事になった、などという事故も多いのですが、電気にすることで、それを防ぐことができます。

高齢の一人暮らしでは、万一家の中で倒れていても誰も気づかない、ということもあります。

日ごろから近所の人と交流を持って、異変がないか、気をつけるようにしたいものですね。

一人暮らしの高齢者の暮らしに異常がないかチェックするシステムもいろいろあるようです。

ポットのお湯の使い具合を離れた家族の元に届けるものや、テレビを付けるとそのことがメールでお知らせできるものなどがあります。

地域でも、ガスや電気の減り具合などで高齢者がいつも通り生活しているかどうか、を判断するシステムを取っているケースもあります。

大事に至るまでに気付いてもらえるようにしておくと安心です。

そして、もし何かあったら無理をしたり我慢しないで、施設や病院にお世話になりましょうね。

シニアの保険がお役に立つことがあります。

病気やけがを問わず、入院したら給付金が支払われます。

現役を引退してシニアと言われる年代になったら、そういった保険に加入しておくと安心ですね。

また、自分がどんな保険に入っているか、保険証券など大切なものは一つにまとめて、他の家族にわかるようにしておくことが大切です。

 

老後の不安<健康のこと>

一生、健康で過ごしたい、と誰もが思いますが、なかなかそうはいかないのが現実です。

老後の健康で気になるものに、生活習慣病があります。

「生活習慣病」・・・以前は「成人病」と呼ばれていました。

年を取ると誰にでも起こる病気という意味で命名されていましたが、本当は加齢にともなって発生する病気ではなくて、日常のライフスタイルや、生活習慣と深い関係があることがわかり、「生活習慣病」と呼ぶようになりました。

その「生活習慣」が引き起こすとされる病気には

食生活の習慣に関係するもの・・・糖尿病・高脂血症・骨粗鬆症・癌・痛風など

運動習慣に関係するもの・・・糖尿病・高血圧症・肥満・痛風など

喫煙に関係するもの・・・肺癌・高血圧症・糖尿病・循環器系疾患など

飲酒に関係するもの・・・アルコール性肝疾患など

があげられます。

また、多くの病気が一つの原因ではないことも多く、遺伝、環境、体質などいろんな要素が関係するようです。

ストレスも大きな要因と言われますね。

老後はゆっくりしたい、とお考えの方は多いですが、それまでの生活習慣で、ストレス・飲酒・喫煙・食事の習慣などに問題があると、知らぬ間に病気が進行している、というケースもあります。

生活習慣は自分の意思で、改善することができるものですので、若い時から気をつけておくことが大切なんですね。

日ごろから、軽い運動をする、腹八分にする、など健康的な生活をこころがけるようにしましょう。

また、こういった病気は、早期発見が大切です。

定期的な健康診断は必ず受診しましょう。

同じ病気でも高齢になると、治りにくく、他の病気を併発したり、寝た切りになることもありますね。

糖尿病は30歳代では約30日くらいの入院日数ですみますが、75歳以上では約70日と、入院日数が倍になります。

心疾患は、30歳代で約15日の入院が75歳以上では43日

高血圧症疾患は30歳代で27日の入院が75歳以上は60日

脳血管疾患では、30歳代が約60日の入院ですが、75歳以上は130日

(厚生労働省・平成14年度患者調査より)

となっています。

高齢になるほど、入院日数が長引きますね。

入院給付のある生命保険や医療保険は、必要と言えるでしょう。

高齢でも加入できる保険もありますが、保険料が高くなります。

子供が成長し、残された家族が困らないように、というための大きな保障が必要なくなったら、ぜひ、自分が病気になった時のための保険を考えましょう。

老後の不安<配偶者の介護のこと>

「介護殺人事件」

新しいミステリードラマのタイトルじゃないですよ。

現実に年間30件くらいは起きているそうです。

介護のストレスから、暴力、放置、心中、殺人・・・

そんな悲しい結末を迎えるケースも多いとか。

70代、80代の夫婦でも、介護にまつわる事件はおこっています。

「長年連れ添ってきて、この年になってどうして・・・?」

「あんなに仲がよかった夫婦なのに・・・」

周囲には理解しがたいことであるかも知れませんが、夫婦であるがゆえに、思い悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?

「おじいさんの面倒は私が見るから」

「ばあさんの介護はわしがするから」

息子、娘夫婦にはすでに生活もあり、迷惑をかけたくない、そんな思いで自力で介護を頑張るご夫婦はたくさんおられます。

今までかまってやれなかったから、と仕事一筋だったご主人が奥さまの介護を実に献身的にされる様子もテレビなどではよく紹介されますね。

でも、介護する自分も高齢になっています。

症状によっては、会話もままならない。意志の疎通もうまくできないということもあります。

若い時ほどの体力もなく、介護が長引くと心身共に疲れてしまうんですね。

公的な補助や助けを受けることも、高齢の夫婦では理解されていないケースもあるようです。

高齢で介護が必要な状態になったら、遠慮なく相談に行くことも大事ですね。

介護の状況を人に知られるのが恥ずかしい、という人も多いようです。

まして認知症なんかは、近所や親せきにも隠したいと思うのでしょう。

それで、なおさら支援の手が差し出せないという現実もあります。

家族が離れて暮らしていると親子でもそこまで苦しんでいることがわからないこともあります。

年齢を重ねていくと、誰でも何らかの手助けはいるものなのですから、日ごろから、近所などで、お互いの様子をわかるようなコミュニケーションをとっておくことも大切ですね。

また、高齢者の方は施設などに入所するとお金がかかる、と思われています。

さまざまな支援体制がありますので、まずは相談してみるといいでしょう。

また、周囲もいろんな制度があることや相談場所を教えてあげる、などの手助けをしてあげることが大事になってきます。

介護は助けあいの制度だと割り切って、利用できるところはどんどん利用するといいですね。

そして、生命保険では、入院したら入院給付金が出ますし、要介護になった場合に出るものもあります。

病気をすると入りにくくなりますので、元気なうちに検討してみてはいかがでしょうか?